赤十字防災セミナー
「自助」と「共助」の力を高め、人々のいのちを守りたい
日本赤十字社は過去の災害から得た教訓を踏まえ、いつ起こるか分からない災害からいのちを守るためには、ご自身とご家族を守る「自助」の力と地域にお住いの皆さんが協力して難局を乗り越える「共助」の力が極めて重要だと考えています。
赤十字防災セミナーを通じて、皆さん一人ひとりが災害と向き合い、被害をより小さくするために必要な備えについて一緒に考えましょう。
赤十字防災セミナーの目的
①「災害への備え」(講義形式)
自然災害(地震/津波/大雨・土砂災害)や感染症がもたらす様々な被害から、いのちを守り、その後の暮らしをつなぐために、平時から備えること(自助・共助)の重要性を理解する。
②「災害エスノグラフィー」(グループワーク含む)
大規模災害の被災者の経験談を通じて、過去の災害を追体験することで被災の具体的なイメージを理解する。
③「災害図上訓練(DIG)」(グループワーク含む)
地域の防災マップの作成を通じて、防災上の資源や危険個所を把握・理解し、個人や地域で予め行うべきことを検討する。
④「家具安全対策ゲーム(KAG)」(ペアワーク含む)
自宅(部屋)の平面図を描くゲームを通じて、地震で起こる被害や家具の安全対策の必要性を把握・理解し、身の安全を守る方法について行うべきことを検討する。
⑤「ひなんじょ たいけん(グループワーク含む)」
大地震における避難所生活の一部をイメージした「避難所をつくるカードゲーム」を通じて、避難所での「避難者の目線で心がける事柄」を理解する。
⑥「応急手当等」(救急法短期講習との組み合わせ)
身近なものを用いた応急手当をはじめ、一次救命処置(心肺蘇生、AEDを用いた除細動等)を学ぶ。
お住いの地域で赤十字防災セミナーを開催するには(対象・会場・内容について)
対象 町内会・自治会から小学校区程度までの範囲とし、原則として地域住民の方を対象とします。
会場 地域のコミュニティセンター、公民館、学校教室・体育館など
内容 「災害への備え」「家具安全対策ゲーム(KAG)」「災害エスノグラフィー」「災害図上訓練(DIG)」「ひなんじょ たいけん」「応急手当等」から必要なものを選択・組み合わせることが可能です。
※講師(指導員)の派遣については「講習会への指導講師派遣のご案内」をご覧ください。
赤十字防災セミナー(兵庫県支部開催)
「わたしたちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります。」という使命に基づき、市民の防災・減災に関する知識・意識・技術の普及向上、地域において災害発生時の応急対応にあたるリーダー層の育成を通じて、市民が自ら、災害からいのちを守り、罹災に伴う心身の苦痛を軽減することを目的に本セミナーを開催します。 本セミナーは資格取得をともなわないセミナーです。
※兵庫県在住者を優先させていただきます。
※各コース共、申込受付は開催日の2ヶ月前から、締切は1ヶ月前までとなります。
※募集人員を超えた場合は、抽選となりますのでご了承願います。
※1つのコースに、同一人が複数の申込みをされた場合や申込受付期間外に申込まれた場合には無効となります。
※必ずご本人から申込みをお願いします。(申込者ご本人以外の参加は認められません。)
※必ず「申込みから受講までの流れと受講の注意事項」をお読みになって、申込みをお願いします。
※受講を希望するコース名の「申し込む」ボタンをクリックして下さい。(受付中のコースのみ申し込みが可能です。)